鍼治療について

鍼治療とは

全身にある「経穴(ツボ)」にハリを刺していく治療を鍼治療といいます。
人体で言えば、約360箇所ものツボが存在しており、それはWHOに正式に定められたものです。
そしてそれぞれのツボに効能があります。
また、ツボとツボは経絡という道で繋がっており、体内の奥深くにある臓器にも体表にあるツボを通じて刺激を与えられます。

鍼治療が有効な疾患

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

グレードの軽いタイプや初期のヘルニアは治療の効果が出やすいです。
グレード4などの重症例でも効果の出る症例もありますので、まずはご相談ください。
漢方薬の併用により治療効果が高まります。
治療回数は病状により異なります。
(脊髄軟化症など鍼治療の適応ではない場合もあります。)

背部や後肢にハリを刺し、通電して刺激を加えます。
通電することによって経絡の流れを良くしていきます。

関節炎・関節痛

関節炎・関節痛

股関節、肩関節、膝関節などの痛みを軽減します。
通電治療や雀啄という微細な刺激を加えることにより、痛みを感じにくい状態にします。
また、こわばった筋肉をほぐすことによって楽になります。

腎不全

腎不全

皮下輸液などの西洋医学的治療を行いながら、同時に鍼灸治療で腎を補います。

養生

養生

特に悪いところはないけれど、少し元気や食欲が以前ほどではなくなってきた高齢動物など、定期的に体力を底上げするような鍼や灸をします。